パッションフルーツは、ブラジル原産のつる性の果物で、熱帯・亜熱帯の各国で栽培されている他、日本では沖縄、小笠原諸島、奄美大島等で栽培されています。主に果皮が紫色の品種と黄色の品種が栽培されています。紫色の品種は酸が少なく生食用として主に用いられ、黄色の品種は糖酸のバランスが良く、また加工特性が良いのが特徴です。
割ると中にゼリー状の果肉と黒い種があり、トロピカルフルーツで最も香りの良いフルーツとして知られています。その芳香を活かしてジュースやゼリー、ソース、リキュールなどに利用されています。
種に様々な栄養成分が含まれており、種ごと食べることで様々な効果が期待できます。